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緊急避妊薬で生理周期以外でも出血がある理由は?

2019年12月11日
笑顔の女性

避妊に失敗した場合の手段として、緊急避妊薬の服用があります。
性交渉後、72時間以内に服用することで妊娠のリスクを下げることができます。
緊急避妊薬は、通常使用される経口避妊薬と同様のホルモン剤で、排卵を防いだり、受精卵が子宮内膜に着床しにくくすることで、妊娠を回避します。
このため、着床した後に飲んでも無効になります。

服用方法は、2錠を1回飲むだけで、飲み忘れの心配もなく、副作用も少ないのが特徴です。

緊急避妊薬を服用すると、生理周期によっては数日後に出血が見られる場合があります。
また、2週間かそれ以上経ってから出血する場合もあります。
服用が排卵日前なら、排卵が抑制されて黄体ホルモンの分泌は増えません。
緊急避妊薬内のホルモンが代謝されて減少することで、子宮内膜が剥がれ落ちるのが数日後の出血です。
同時に排卵がある場合もありますが、仮に受精しても、子宮内膜が着床できる状態ではないため、妊娠のリスクは低くなります。
排卵後に服用した場合には、子宮内膜は維持されるため出血はなく、生理周期に従って、もしくは生理周期に少し遅れて出血することになります。

緊急避妊薬服用後に出血が見られたら、妊娠を回避できたと考えられますが、3週間経過しても出血がない場合には妊娠検査薬で確かめるとよいでしょう。

緊急避妊薬は、直前の性交渉の妊娠を回避するための薬で、服用後の避妊をするものではありません。
排卵前に服用した場合には、排卵はしばらく抑制されますが、遅れて排卵する場合も多く、出血中に排卵することもあります。
緊急避妊薬を使用した後は、普段以上に避妊に気をつける必要があります。
通常の避妊ピルは、翌日から利用できます。