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生理痛に効く漢方薬とツボについて

2020年01月29日
悩んでいる女性

生理痛がある、または生理による不快感がある女性は全体の8割近くにもなります。
痛みの差はありますがほとんどの人が体験している症状ですが、その中でも痛みで寝込んでしまうなど生活するのに支障があるケースを月経困難症といいます。
器質性月経困難症では子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が原因であることに対し、機能性月経困難症とされるのは原因がはっきりしない場合をいいます。

前者では原因の治療をすることで生理痛からも解放される可能性があります。
しかし後者では、はっきりした原因がわからず、ただ単に痛みをコントロールするだけの治療をするだけでは解決しません。
西洋医学では鎮痛剤の服用など痛みのコントロールが主な治療になりますが、東洋医学における漢方薬での治療は、血の巡りを良くしたり体の冷えを取り除くなど、局所的ではなく体全体にも働きかけるので原因がはっきりしない場合にも有効です。
漢方薬は生理痛の症状に伴う、痛み以外の他の症状(冷え性やのぼせ、イライラ、不安感、むくみなど)にも効果があり、それらの症状に合わせて配合や使用する薬の種類が違ってきます。
例えば、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は貧血や冷えの症状、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は血行改善などの症状に効果があります。
漢方薬は飲み続けることで、ゆっくりと穏やかに効果が持続します。

また、生理痛には漢方薬のような薬以外にも、痛みの緩和を促せるツボがあります。
足のひざの皿の内側から、指3本分ほど上にあるツボを血海(ケッカイ)といい、生理痛のほか生理不順にも効果的です。
腰の付け根、仙骨のあたりには上下に2つあり上?(ジョウリョウ)次?(ジリョウ)というツボで、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。
これらは一例で他にも効果的なツボがあるので、症状にあったツボを刺激するのが良いでしょう。